自賠責保険料について

自賠責保険は政府が加入を義務付けている保険です。その料金は一律で加入した保険会社で異なると言うことはなく、どこでも同じ金額で。
この為、自賠責保険料はどこで入っても同じですし、任意保険と違う会社に加入していてもまったく問題ないのが特徴です。

またこの自賠責保険料は政府が単純に収入と支出から算定するのではなく、様々な要素を考えながら決めているのが特徴です。その為に今までずっと余剰金を取り崩していたために安く抑えられていましたが、平成25年に余剰金がなくなり一転して値上がりしました。それでも支出を十分賄えるだけの値上げにはなっていなかったので、今後更に値上げされるかもしれません。

また自賠責保険料は無保険車の賠償分もまかなっているので、そのために出費があり最近は出費が大きくなる傾向があります。自賠責保険は先払いで加入しますので、廃車した場合など解約して払い戻すことが出来ます。ただしそのときに経過した日数の自賠責保険料と加入している自賠責保険の保険料の差額を払いのどす事になりますので、返金額は利用した月数分差し引いた額よりもかなり少なくなります。これは長いほど割安になる料金になっているためです。

車検のある自動車では車検期間しか入ることが出来ませんが。原付などでは自分で加入期間を選ぶことが出来ます。長い期間を選ぶことで、自賠責保険料を節約することが出来る事になりますので、出来るだけ長い期間を選んだ方がお得になります。